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AMA HUT EXPERIENCE 海女小屋体験

海女小屋とは、海女さんが漁で疲れた体を休めたり、火を焚いて体を温める小屋です。
漁へ行くための準備や着替えも海女小屋で行います。
中央にある囲炉裏に木材を入れて暖を取りながら、午前と午後にある漁の合間に食事や雑談をして楽しく過ごします。
さとうみ庵の海女小屋体験は本来の海女小屋を模した小屋で、現役や現役を退いた海女さんから海女漁や海の話を聞きながらお食事ができます。
昼食・夕食営業をしており、海女の貴重な話を聞きながら伊勢志摩の海で獲れた新鮮な魚介類をご堪能ください。
食材は炭火で焼くため、小屋の雰囲気と相まって一層おいしく感じられます。

海女とは?

志摩市と鳥羽市で、現在、755人の海女が活動しています(2014(平成26)年度末)。志摩市と鳥羽市あわせて27地区で海女漁が行われており、女性と男性がともに漁に従事しています。平城京で出土した木簡のアワビの記述や、『万葉集』で大伴家持や山上億良が海女漁の様子を歌に詠むなど、歴史性があるものと言えます。海女漁は、地域によってそれぞれ呼び方が違いますが、「海女が、陸地から泳いでいって漁を行うもの(カチド)」、「1隻の船に複数の海女が乗り合わせ、各漁場にわかれて漁を行うもの(ノリアイ)」、「男女の組み合わせ(夫婦、親子)で、船に乗り込み、男性が滑車を使って綱で女性を引き上げるなどの共同作業で漁を行うもの(フナド)」の3種類の方法があります。
身体ひとつと簡単な道具で行う漁の伝統を今に伝えています。
海女は、水中メガネやウエットスーツを身に付け、「ノミ」と呼ばれるヘラ状の道具を使い、アワビやサザエなどを採ります。「ノミ」は大小さまざまで、先端を曲線的に曲げたカギがついたものもあります。志摩市と鳥羽市で、漁を使う道具に、差はほとんどありません。海女がそれぞれで、ノミを曲げたり、材質をステンレスにしたりと、道具を使い易くする工夫をしています。
三重県教育委員会の調査(2010~2013(平成22~25)年度)により、志摩市や鳥羽市の海女漁には、「女性の素潜り漁が継続されてきた歴史」、「漁場を識別する能力」、「伝統的な道具を継承し、男女の役割分担を生み出す地域性」、「古代から続く伊勢神宮と地域との関係」といった部分に特色があることがわかりました。また、漁に際しての「ツイ(ヤ)、ツイ(ヤ)」の呪文や「セーマン」「ドーマン」と呼ばれる魔除けの呪符など、周辺の習俗もよく残っていることから、海女漁としては日本で初めて、重要無形民俗文化財(民族技術)に指定されました。今後は、文化財の保護団体である志摩海女保存会や鳥羽海女保存会が、文化財の保存と継承に取り組んでいくことになります。

【志摩市教育委員会『志摩市の文化財』より引用】

さとうみ庵の特徴

夕食もご利用いただけます

満天の星空を見ることができ、昼間とは全く違った雰囲気に変わります。
静かな空間に波や炭が弾ける音を聞きながらの食事は時間の流れを忘れるほどです。
いつもの居酒屋とは一風変わった海女小屋での食事はまた格別です。

ご利用に際してのご注意

※海女さんは3月~9月の漁の期間、天気が良く波が穏やかな日は本業である漁に出ます。
そのため海女が対応できない日時がございますが、その場合は予約をお断りするか、地元の語り部を手配させていただきます。

※混雑時は入れ替え制の為、予約の時間にお越しいただけない場合、時間の延長ができない場合もございますので、お時間に余裕をもってお越しください。
予約時間に遅れる場合は必ずご連絡をお願いいたします。

※当施設では海女さんと一緒に潜ったり、漁の実演を見る事はできません。

語り部とは

語り部は地元独特の文化やお祭り、風習などに詳しい地元の人です。海女のことは勿論、それ以外の地元文化も合わせて楽しいお話しでお客様をおもてなしします。